国別睡眠時間

面白いデータがある。OECDが2009年5月に出した、OECD加盟国のうち18カ国の社会状況を様々な角度から比較調査した「一目で分かる社会(Society at a Glance)2009」レポートである。この中に、睡眠に関する国別睡眠時間がある。それによると15歳以上で1日当たり日本は韓国(469分)に次いで少ない470分(7時間50分)の睡眠とある。逆に一番長いフランスは530分(8時間50分)となっている。international-sleep

またこの調査、人口10万人辺りの自殺者という数字を国別で統計も取っている。 データがともにある国を単純に比較したのが、右記表である。これから見るに睡眠時間数と自殺の因果関係は単純には見えない。

ただ、お隣韓国も日本同様睡眠が異常に少ない国である。なんせ、この両国だけが8時間を切っているのだ。なぜこうも睡眠が少ないのか、もしくは減ってきたのか社会的変化が関わってくると思うのだが、これについては、十分な資料がないが、受験戦争、経済成長による圧力で生活模様が変化してきた結果だと考えられる。

いずれにしても、人類が動物として共通の生理を持っているとすると、睡眠時間が国際的に少ないとすれば、睡眠の質がその分良くなければと思うのだが、はたしてそうなのだろうか。いずれにしても、時間を延ばせないと仮定したら質を改善するのが妥当であろうと考えられる。