30.変化に対応できたものだけが生き残る

 

ダーウィンは進化論で、「強いもの、頭の良いものが生き残ったわけではない、変化に対応できたものだけが生き残るのである」と、言っていますが、種だけでなく、組織、人についても同じだと思います。

 

我々は人生の中で、さまざまな経験をしますが、どの経験も最初があります。新しいこと、やったことのないものは、上手く行かなくて当たり前なのですが、おかれた社会的環境や立場で、失敗が許されないとか、恥をかきたくないとか、出来ないと思われたくない、迷惑かけたくないとかの社会的圧力がかかり、それがストレスになる場合が多いです。初めての経験は、初恋とか、初めて自転車に乗れるようになった時のようにとても心踊るポジティブなものともなりえるのですが、周りの状況を考慮したりすると、逆にプレッシャーに働いたりします。初めてのことを出来るようにして、さらに習熟したレベルになるためにはそれなりの努力が必要になります。この努力を嫌々やろうとしたり、失敗したらどうしようなどと考えると、それこそストレスの原因になります。

 

権力や力を持っている人は、その権力を保持しようと考えます。権力と言わないまでも自分のポジションを守ろうとすれば、誰もが最小の労力でやろうとか、出来るだけ得意分野で勝負しようと考えます。よく長所で勝負しろと言いますが、このことは、悪いということではない、環境が変わっていないのならば過去の成功パターンで乗り越えた方が良いと判断しているからです。新しいことや、それまでの長所とかが通じないことが出たとき、どのように対処するか。将にこのようなときに冒頭のダーウィンの言葉が光始めます。すなわち、変化に対応したものだけが生き残れるのです。それを認識して変化に対応できるように自身を変えていかなければなりません。

しかし、変化とか秩序が変わるということに対して、恐怖心は大きく立ちはだかる傾向があり、ストレスになります。したがって、変化をするためには、十分な力を持つこと、すなわち魅力的なビジョン、大きなエネルギー、勢いがないと、現状維持とか、恐怖を乗り越えられないことになります。しかし、一方で、現状に安住してしまうと進化できないこととなり、結局そこで止まってしまうことになり、結局次の時代生き残れないのです。

現代社会は、進歩がものすごく早い時代です。それだけ変化を求められているわけで、我々自身が、変わっていくということに対してのスキルを持たないとなりません。変わることへの恐怖心への対応や、変化のための新たなステップをどのように踏み出すのか、整理する必要があると考えています。

 

MyRoutineいよいよ最後のテーマは変化に対応するスキルについてです。