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自殺大国日本

日本は他国から見たら自殺大国という。自殺者は年間に約3万人を超えるということは、一日に約82人を超え、18分に一人、多い年には15分に一人のペースで自殺が起きるという。

自殺自体が多いということは、我々日本人の伝統、価値観に起因していることが多いと考察されている。西洋人から見ると、サムライの切腹という行為は奇異に見えるが、日本人からしてみれば、責任の取り方として名誉ある行為として捉えられている。名誉の戦死といえば、第二次大戦中の神風特攻隊があげられるが、この行為も米軍兵には脅威と映っていたという。

「生き恥をさらすくらいなら、いっそ死んでしまいたい。」そんな心境は、この辺りにあるかもしれないし、宗教的に、キリスト教徒違い、自殺を罪と捉えてこなかったということもあるだろう。自殺すれば、お咎めをそれ以上受けない、死を美化する寛容的な考え方があるのかもしれない。

最近のことで、世界に衝撃が走ったことと言えば、当事現職であった松岡利勝・農林水産大臣の自殺が記憶に新しいだろう。確か資金管理団体が、光熱水費がどうのということを追求されていた時でもあるが、自らの潔白を主張したとの扱いで、死が、それ以上の追求を阻んだ格好だったと記憶している。他の文化に育った人には摩訶不思議に感じたと思う。死ぬほどのことなのか???説明責任、再発防止はとなると手付かずだったような気がする。

是非はともかく、自殺ということが、、けじめと結びついてしまっているとしたら、厚生労働省が唱える自殺予防対策は、この辺りの価値観を変えるような事をしなければならないだろう。不況等の社会的環境の変化で、働く人へのプレッシャーは大きく、自分の責任を果たせないという思いで、思いつめる人は多いだろう。そんな人たちに「責任を取る=死んで詫びる」という考えから、切り離す新たな価値観を提供しないと、なかなか前に進まないであろう。

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